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IT関連や3Dプリンタの記事、たまに生活のメモを書いていきます。

OctoPi(OctoPrint+RaspberryPi)で3Dプリンタをワイヤレス化する その5 ラズパイ用カメラを装備

この記事の続きです。 www.suzu-ha.com

Raspberry Pi用のカメラをAliExpressで調達しました。
ラズベリーパイ4ナイトビジョン魚眼カメラ5MP OV5647 70/95/160度焦点調節可能なカメラのためのラズベリーパイ3モデルbプラス| | - AliExpress

中央がカメラ、左右の丸いのが赤外線ライトです。
カメラは明るさに応じて自動でノーマル(カラー)と暗視(モノクロ)が切り替わります。赤外線ライトも自動でオン・オフします。
カメラと2個の赤外線ライトそれぞれが照度センサーを持っていて独立して動いている、つまり、カメラは暗視に切り替わったのに赤外線ライトが点いてないとか、その逆があり得るのがイマイチですが、安いので良しとします。

3Dプリンタで、カメラを囲うようなパーツと、L型のパーツ2個を作って…

ディスプレイ裏のネジ穴を利用して取り付けました。
カメラ本体は左右から挟んでいるだけで接着はしていませんが、うまくハマってくれました。

上下と左右に振れる構造にしたので、設置後に撮影位置を調整できます。

OctoPrintで表示したカメラの映像です。
夜間、照明なしの真っ暗な部屋でこの写りなら上出来ですね。

余談ですが、今回ネジ探しに苦労しました。
ディスプレイ裏には四隅にネジ穴がありますが、ネジは2本だけ(=脚を固定する分だけ)です。
今回3本目が必要だったので追加で買うわけですが…

ラズパイの基板を固定する用途では、一般的にはM2.5とM2.6の2種類が使われているようです。 今回必要なネジも同じ規格ですが、M2.5か2.6かなんてのはネジをノギスで測ったところで分かりません。測定誤差やネジ山の寸法誤差でどうにでもなる小さな違いだからです。
結局、あきらめてM2.5とM2.6を両方買いました。正解はM2.6でした。

リングフィット アドベンチャーのリングコン壁掛けホルダー(ホチキス取り付け)を作る

2019年発売のゲームなので今更なネタですが。
リングコンがテレビの横に転がしてあって不細工なので、壁掛けホルダーを作りました。

壁美人的な感じで、ホチキスの針で取り付けるようにしました。
ちなみに、壁美人はこんな商品です。


www.youtube.com

ホチキス針6本でどれくらい耐えられるかわかりませんが、リングコンはさほど重くないし、そもそも潰したり伸ばしたりする器具で頑丈なので落ちても大丈夫でしょうw

STLファイルをThingiverseに公開しました。 www.thingiverse.com

IdeaPad Gaming 370iにSSDを追加する その4 WD SN740のベンチマーク

続きです。

めんどくさい再セットアップが終わったので、ベンチマークをとってみました。
シーケンシャルリード/ライトは倍くらい早いです。PCIe Gen4 と Gen3 の違いがはっきり出てますね。
一方、ランダムリード/ライトはそれ程でもないですね。ReadのQ1T1なんか旧SSDに負けてます。

<新SSD WD PC SN740 SDDPTQD-1T00>

<旧SSD INTEL SSDPEKNW512GZL>

IdeaPad Gaming 370iにSSDを追加する その3 リカバリ編

こちらの続きです。 www.suzu-ha.com

Windowsが起動しなくなってしまいましたし、旧SSDの中身は消去済みですので、あきらめてリカバリUSBメディアからリカバリします。
その際、新SSDにOSが入るようにします。

リカバリメディアの作り方

PCを買ってすぐリカバリUSBメモリを作っていましたので、その時の手順です。
試していませんが、シリアルとマシンタイプが分かれば別のPCからでも作成できそうです。

こちらの説明に従って操作していきます。
support.lenovo.com

Lenovo USB Recovery Creatorをダウンロードしておきます。(まだ実行しない)
上記説明ページの中にexeへの直リンクがあります。それでいいのか。

以下のサイトから、リカバリメディアのデジタルダウンロードを申し込みます。
pcsupport.lenovo.com

USB Recovery Creatorを起動して、画面の指示に従って進めます。
デジタルダウンロードを申し込んだLENOVO IDでログインすれば、対象のリカバリファイルが表示されますので、ダウンロードします。

ダウンロードが完了したら、32GB以上のUSBメモリを差し込んで書き込みます。

最後にリカバリデータを消すか残すか質問されます。
残しておけばリカバリメディアを再作成できるようなので、残して別のところにコピーしておきました。

リカバリの実行

ポイント
  • SSDが2本装着された状態でリカバリすると、旧SSDがCドライブ、新SSDがDドライブになる。
    選択肢は表示されないうえ、新SSDもフォーマットされていた。
  • 旧SSDを取り外して新SSDだけの状態でリカバリ後、旧SSDを取り付けることで、望みどおりの構成になった。
リカバリ実行

どのドライブにリカバリするか選択できないので、あらかじめ旧SSDを取り外します。
SSDを固定するネジがレノボシールで封印されていましたが、慎重に剝がしたら破らずに剥がせました。
右下の丸いシールです。

USBメモリを取り付けた状態でPCを起動し、UEFI画面に入り、起動順序でUSBメモリを一番上に設定します。

設定を保存して再起動するとリカバリ画面が立ち上がるので、画面の指示に従って進めます。
選択が必要なのは言語設定くらいしかありませんでした。
開始後30分くらいでUSBメモリを抜き取るよう指示があるので、抜き取ります。
OKボタンを押すと処理が続行され、1時間くらいでリカバリ完了しました。

続いてWindowsの初期セットアップをします。めんどくさー

セットアップが終わったら旧SSDを装着して、必要に応じてフォーマットしなおして完了です。

IdeaPad Gaming 370iにSSDを追加する その2 SSDクローン編(失敗)

こちらの続きです。
www.suzu-ha.com

はじめに

タイトルにも書いてますが今回は失敗です。
正確には、クローン自体は出来ていて、クローンした方のSSD(新SSD)から起動も出来たのですが、クローン元のSSD(旧SSD)を消去したら起動しなくなりました。何か手順が足りなかったのかもしれません。
最終的にはリカバリUSBメモリからリカバリしました。
こういう作業の前にはリカバリメディアをきちっと作成しておく&必要なデータのバックアップを取っておくのが大事です。(教訓)

SSDクローンの下準備

BitLocker暗号化の解除

暗号化された状態でクローン出来るか不明だったので、BitLocker暗号化を解除します。
設定のこの画面から「BitLocker ドライブ暗号化」を選んで

BitLockerを無効にします。

無効になりました。

セキュアブートの解除

UEFIの設定でセキュアブートも解除しておきます。

クローン実行

Acronis TrueImageでクローン

WDのSSDを入れたので、Acronis True Image for Western Digitalが使えます。
これを使ってSSDをクローンします。
www.westerndigital.com

ディスクのクローン作成を選び、

自動でいってみます。

クローン元のレイアウトを踏襲しつつ、Cドライブを拡張してくれるようです。

所要時間は測り忘れましたが、1時間も掛からなかったと思います。

クローンしたSSDから起動

UEFI画面内の起動順序で新SSDを先頭に持ってきます

Cドライブの容量が951GBと表示されています。
新SSDから起動できていますね。

ただし、回復パーティションは旧SSD側と認識されていました。
もしかしたらこれが敗因かもしれません。(が、どこが悪かったのか確認はできてません。)

旧SSDを消去

ここから先はスクリーンショットはありません。起動しなくなっちゃったので。

diskpartのcleanコマンドで、旧SSDのパーティションを全消去します。
コマンド実行イメージはこんな感じです。

list disk
⇒ディスク一覧が表示される
select disk 0
(0のところは、list diskで確認した旧SSDのディスク番号を指定)
list disk
⇒旧SSDに選択マーク(アスタリスク)がつく
list partition
⇒パーティション一覧が表示される
clean
⇒パーティション情報が消える

ディスクの管理画面でも、旧SSDのパーティションがなくなったことを確認します。

いったんシャットダウンして、UEFI設定画面に入ります。
起動順序で新SSDが先頭であることを確認します。(というか、リストから旧HDDが消え新HDDだけのはずです。)

最後にWindowsを起動します…が、起動しませんでした。
OS起動に必要な何らかの情報が旧HDDに残っていたとしか思えませんが、ググっても似たようなケースが見つけられず、詳細はわかりません。

次の記事では、リカバリUSBメモリからの復旧について書きます。 www.suzu-ha.com

IdeaPad Gaming 370iにSSDを追加する その1 取り付け編

先日買ったIdeaPad Gaming 370iですが、SSDが500GBしかなくて窮屈なので追加しちゃいました。
この機種では、SSDはCRU(顧客が取り替えてよい部品)に含まれておらず交換すると保証がなくなってしまうので、できる限り既存のSSDには触らずに新SSDを増設する方向でいきます。

商品選び

この機種は内蔵M.2 SSDスロットが2つあります。
2242サイズ(幅22mm×長さ42mm)用のスロットにSSD1、2280サイズ(長さ80mm)用のスロットにSSD2と印字されてました。
SSD2の方に既存のSSDが取り付けられており、SSD1は空きスロットですので、2242サイズのSSDを追加できます。
…逆だったらよかったんですけどねぇ。2280サイズの方が選択肢が広いので。

レノボ純正の2242サイズ 1TB SSDは11万円もするうえに納期3か月以上です。
(値段はそのうち変わるかもしれないのでスクショを貼っときます。) https://www.lenovo.com/jp/ja/p/accessories-and-software/memory-and-storage/memory-and-storage-hard-drives/4xb1b85887

さすがに高杉なので違うやつを調達します。
日本国内にはあんまりないのでAliexpressを使いますが、Aliexpressでも2242サイズはあまり選択肢がありません。データ消失のリスクを承知で無名メーカーに手を出す勇気はありませんし、有名メーカーの商品はだいぶ割高です。
さらに小さい2230サイズならば結構いろいろ選べます。SurfaceとかSteam Deckの換装用で需要があるんでしょうか。
WD製で値段もそこそこ、商品レビューも良いものを発見できました。
選んだのはSN740シリーズの1TBです。
https://ja.aliexpress.com/item/1005004712828116.html

ちなみに、これを発注した2日後に、トランセンドが国内で2242サイズのSSDを売り始めると発表しましたw
jp.transcend-info.com これから買うならアリエクを使わずこっちを選んだほうが良いかもしれませんね。
見なかったことにします。

こんな感じで、静電気防止袋に入れてプラケースに収納し、分厚いエアキャップでくるんで中国から届きました。アリエクの中ではだいぶ良心的じゃないでしょうか。

取り付け

Lenovoのパソコンは、割と詳しい分解マニュアルが公開されてます。
IdeaPad Gaming 370iシリーズの場合は以下のものです。
https://download.lenovo.com/consumer/mobiles_pub/ideapad_gaming_hmm.pdf
マニュアルに従って「Remove the deco cover」と「Remove the lower case」をやると底面カバーが丸ごと外れてM.2スロットが見える状態になります。

SSDは2230サイズ、PCのスロットは2242サイズで長さが合わないので、3Dプリンタでアダプタを作って取り付けました。

市販の延長アダプタもありますので、3Dプリンタを持ってない方はこういう商品を買うとよいです。

電源オン。UEFIでもOS上でも無事認識されてますね。


次の記事では、SSDの中身をクローンして今回増設したものをCドライブにしてみます。 www.suzu-ha.com

IdeaPad Gaming 370i関連でいくら使ったのか

IdeaPad Gaming 370iを買ったのに合わせて、いろいろと小物を買っているので、いくら使ったのか計算して反省します(笑)

・税込み
・AmazonのクーポンとかAliExpressのコインのような割引は適用した数字
・家電量販店のポイントなどで支払った分は差し引かない(現金と同じとみなす)

モノ 金額(円) コメント
本体Lenovo IdeaPad Gaming 370i ノートパソコン ゲーミング ( 16.0インチ WUXGA IPS液晶 Core i7 1270H 16GB 512GB SSD RTX3060 165Hz Webカメラ 無線LAN ) グレー 82SA000FJP 【Windows11】 134,528
ドッキングステーション(AliExpress) 5,849
ドッキングステーション(AliExpress)売却分 -532 USBポートが足りなくて使いづらいので手放した。大した値段もつかず、本当に無駄な出費だった。
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