長女2歳が、最近だらだら食べを始めました。
好物をパパッと食べた後は遊びながらちまちまと食べ、時間が掛かりすぎなのでもういいだろうと食事を下げると怒ります。
ということで、時計が読めなくても時間を意識できるようなグッズを作ってみました。
コンセプトは以下の通り。
- 娘の好きなアンパンマンを使う。
- アナログ時計の分針の先にアンパンマンを取り付ける。
- 文字盤側にジャムおじさんのパン工場を取り付ける。
- アンパンマンがパン工場に入ったように見えるよう、パン工場は分針よりも手前側に設置する。
- 時針、秒針は要らない。
- スイッチを設置して必要時のみ動くようにする。
- アンパンマンがパン工場に到着したら時間切れ。→食べてる途中でも強制終了。ということは言葉で言い聞かせる。
それでは、作っていきます。
ダイソーで買ったMDF板です。
ちょうど良さげな大きさのもの(20cm×30cm)があったので切らずに使います。
現物合わせでこんな感じかな?というところに目印の線を入れました。
時計を自作する用途で売られているムーブメントです。1000円位です。
ダイソーの掛け時計を買って分解すれば良かったと後から気づきました(笑)
MDF板に穴をあけてムーブメントをナットで固定…できない!?
板の厚みがありすぎたようです。ねじ山が顔を出しません。
仕方ないので今回は両面テープで留めることにします。
ムーブメント表面に凹凸があり薄い両面テープでは貼れないので、1mm厚の自動車外装用強力両面テープを使いました。
つきました。
分針を付けてみます。
ちょっと長いですね。板からはみ出してます。
これでは地面に当たって回りませんので切ります。
薄い金属ですのでニッパーでパチッと切れました。
アンパンマンとパン工場です。
A4のインクジェット用紙に印刷してボール紙に貼り、切り出したものです。
これも仮に取り付けて様子を見てみます。バランスは悪くないですね。
ボール紙でこんなパーツを作って
こうして
こうします。分針よりも手前にパン工場が来ます。
接着は強力両面テープ(薄いやつ)を使っています。以降パーツの接着は全てコレです。
タミヤの電池ボックスと逆転スイッチです。
逆転機能は要らないので、ふつうのスイッチとして活用します。
電池ボックスとスイッチを貼り付け、配線します。
電池ボックスのプラス側はスイッチを経由してムーブメントのプラス側に接続。
電池ボックスのマイナス側はそのままムーブメントのマイナス側に接続。
スイッチは上に倒すとオン、中立と下がオフにしました。
配線むき出しでは娘に引きちぎられそうなのでビニールテープで覆います。
それと、L型金具を脚として貼り付けます。(これもダイソー)
立てると脚はこんな感じ。
最後に、目盛りとなる丸い紙を貼って完成です。10分毎に赤、黄、緑にしてます。30分じゃ短いんじゃない?という妻の意見を受けて35分の目盛りも付けました。
パン工場を右にしすぎてアンパンマンの全身が隠れる位置が12時より右になってしまったので、目盛りが曲がってます(笑)
(ちなみにこの丸い紙はPowerPointの円グラフ機能で作ると簡単です。)
実際に使ってみましたが、2歳児でも食事の残り時間が分かるようで、アンパンマンが隠れきる前に食べようと頑張ってくれます。
アンパンマンがパン工場に触れてから隠れきるまでの、ご飯ラストスパートが凄いです(笑)