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30年前のOS Windows3.1をインストール その2

この記事の続きです。 suzu-ha.com

インストール作業を進める前に、下準備をします。

Windows3.1用仮想マシンの作成

VirtualBoxマネージャー画面から仮想マシンを新規作成します。


エキスパートモードボタンを押します。


画面構成が変わります。
バージョンの選択肢にWindows3.1があるので、選びます。


メモリは16MBもあれば十分です。
ギガじゃなくてメガですよ、メガ。


HDDの形式をデフォルトのVDIからVHDに変更します。
ファイル名はシステム領域だと分かるものにしておきます。

完了ボタンを押します。

VirtualBoxマネージャー画面に戻ったら、設定を押してさらに設定変更します。


作業用ハードディスクを追加します。
ストレージの「コントローラー:IDE」を選択し、「ハードディスクの追加」アイコンをクリックします。

ハードディスク選択ダイアログの中の、作成をクリックします。


こちらもVHD形式を選択します。


ファイル名は作業用ディスクだと分かるものにしておきます。


続けて、フロッピーディスクを追加します。
ストレージの「コントローラー:Floppy」の下の「空」を選択し、右側のフロッピーディスクアイコンをクリック、「仮想フロッピーディスクの選択/作成」をクリックします。

フロッピーディスク選択ダイアログの中の、作成をクリックします。


ファイル名はMS-DOS起動ディスクだと分かるものにしておきます。


最終的にこのようになります。
OKを押して設定完了しますが、まだ起動はしません

作業用Windows仮想マシンの準備

今どきのOSはインストール用DVDやUSBメモリなどをPCにさせばインストーラを起動できますが、MS-DOSのインストーラはそういった動きをしません。
何とかしてDOSを起動して、そのDOS上でインストーラを実行する必要があります。
そこで、Windowsの「MS-DOS起動ディスクを作成」機能を利用しますので、Windows3.1用仮想マシンとは別に、もう一つ作業用Windows仮想マシンが必要です。

どこのご家庭にもある余りもののWindowsライセンスを使って作ってください。
今回はWindows7を使っていますが、8でもXPでも何でもよいです。

次の記事では、MS-DOS6.0のインストールをやっていきます。
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